職務経歴書の検査

貼るとその場で、文体の混ざり・成果が見えない言い回し・数字の抜けを機械が拾います。原稿はこの画面の中だけで処理され、どこにも送られません。

手が止まる場所は、だいたい 3 つです

書き方が分からないのではなく、書いていいのか分からないときに手が止まります。3 つとも、隠すより事実を 1 行置くほうが読まれ方が良くなります。

空白期間(ブランク)がある

半年以上あいている場合は、その期間に何をしていたかを書きます。書かないほうが目立ちます。

採用側が気にしているのは 2 つだけ

「働く意欲があるのか」と「健康面に問題がないのか」です。ここに答えが書いてあれば、期間の長さそのものは論点になりません。

やっていたことを事実で並べる

資格の勉強、セミナーへの参加、派遣や契約社員としての就業、家族の介護、療養と回復。関連する活動はすべて書いて構いません。業界の動きに遅れないよう何をしていたかが書いてあると、期間の印象が変わります。

ごまかさない

在籍期間を延ばして空白を埋める、理由を取り繕う、といった書き方は逆効果です。面接や入社後の年金記録で分かります。

書き方の例

【2024年5月〜2025年2月】 前職の退職後、介護福祉士の資格取得に専念しておりました。2024年11月に受験し、2025年3月に登録を完了しております。並行して、週2日の派遣勤務(介護施設での生活支援)を継続し、現場から離れない状態を保っておりました。

転職回数が多い

回数そのものより、たどってきた線が見えるかどうかで読まれ方が変わります。

形式をキャリア式に変える

時系列で並べると、短い在籍が並んで見えます。「営業経験」「マネジメント経験」のように職務ごとにまとめると、積み上がったものが先に見えます。形式の選び方はこちらのページにまとめました。

職務要約で線を引く

冒頭の 3〜4 行で「一貫して何をやってきたか」を先に言い切ります。ここが無いと、読む側は 1 社ずつ理由を探しながら読むことになります。

短い在籍には事実を 1 行添える

会社都合、事業所の閉鎖、契約期間の満了。事実であれば書いて差し支えありません。触れずにおくほうが、想像で埋められます。

書き方の例

■職務要約 一貫して法人向けの新規開拓を担当してまいりました。業界は人材、IT、物流と変わっておりますが、いずれも従業員300名以下の企業を対象とした、初回接触から契約までを1人で担う営業です。直近5年の年間新規契約は平均22件、目標達成率は3年連続で100%を超えております。 ※2022年3月の退職は、所属事業部の閉鎖に伴う会社都合によるものです。

未経験の職種に応募する

経験が無いことを書く欄ではありません。持っていくものがあることを書く欄です。

同じ形の仕事を探して並べる

職種名が違っても、やっていたことが同じ形なら書けます。「数字を毎日見て手を打っていた」「初対面の相手に説明していた」「手順を作って人に渡していた」。応募先で必要になる形と重なるものを選びます。

学習の実績を数字で置く

資格、講座、制作物、稼働時間。「勉強中です」ではなく、いつ何をどこまでやったかを書きます。

応募先の仕事を自分の言葉で言い直す

求人票の言葉をそのまま返さず、自分の経験の言葉に置き換えて書けているかどうかで、調べた深さが伝わります。

書き方の例

■活かせる経験・知識 ・数値管理: 店舗の売上・客単価・在庫回転を日次で分けて見る運用を6年(前職・年商1億2,000万円規模) ・対人説明: 1日平均30名への接客と、スタッフ9名への手順の落とし込み ・学習実績: 2025年4月〜2026年8月にかけて統計検定2級を取得(2026年6月)、SQLの学習を累計320時間 前職では、売上が前年比91%まで落ちた際に、来客数と客単価を分けて原因を特定し、翌年113%まで戻しました。数字を分けて見るという進め方は、応募職種のデータ分析でも同じ形で使えると考えております。

出典: マイナビ転職エージェント「職務経歴書の空白期間(離職期間)はどう記載する?」/リクナビNEXT「空白(ブランク)期間がある場合の職務経歴書の書き方見本」/Robert Half「ブランクのある方へ」(いずれも 2026-09-08 取得)

書き方をもう一段深く知るなら

楽天ブックスで職務経歴書の本を見る
楽天ブックスで転職・面接の本を見る
← 検査にもどる